管理釣り場で釣ったニジマス。
家に帰って美味しく食べたいなら、鮮度を保てる持ち帰り方をしましょう。
そのためには
釣り場で締める、捌くこと
氷の入ったクーラーボックスに入れて持ち帰ること
が大切です。
ニジマスの締め方・捌き方は簡単ですので、ぜひ覚えておきましょう。
また、捌くために必要な道具類もご紹介しますね。
ニジマスは釣り場で捌いて持ち帰る
頑張って釣ったニジマスだからこそ、持ち帰って美味しく頂きたいですよね。
そのためには、釣った後の処理を正しく行い、新鮮な状態を保って持ち帰ることが肝心です。
ニジマスが釣れるたびにその都度締めて、冷えたクーラーボックスに入れれば文句なしですが、現実的ではありませんよね。
楽に鮮度を維持したいなら、釣れたニジマスはとりあえずビクに入れて活かしておき、帰るときに捌き場で捌いて締める方法です。
で、捌いた後は、氷の入ったクーラーボックスでキンキンに冷やした状態で家まで持ち帰るのです。
ビクに入れて活かしておくと、魚にストレスがかかって味が落ちるとか言いますが、私ごときの舌では違いが感じられません。
それよりも、きっちり下処理、きっちり冷やし持ち帰るほうが重要だと思いますよ。
ニジマスの捌き方
さて、ここから現地で捌く方法を説明していきます。
必ずしもこのやり方じゃなくても、エラ・内臓・血合いが取れていれば大丈夫。
やったことがない人でも一度見ておけばできると思います。
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1ウロコを金タワシでこすり取る(省略可)。
ウロコを取ることで、ヌメリの軽減や食べる時の生臭さの軽減につながります。
面倒だったり、金タワシがない場合はやらなくても大丈夫です。
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2お尻からナイフを入れ、エラまで腹部に切れ目を入れる。
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3あご下の薄い膜にナイフを貫通させ、スパンと切る
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4エラをちぎって体から切り離し、内臓も取り除く。
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5腹部の黒い線(血合い)は爪やナイフでひっかいて取り除く。
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6内部をキレイに水洗いしたら完成。
キレイになったら、腹の内側と、体表側に軽く塩を塗ってクーラーボックスへ投入です。
う~む、写真で説明しても伝わりにくいかもしれませんね(汗)。
こちらの動画で一連の手順が短時間で確認できますので参考にして下さい。
ウロコはとらなくても大丈夫だけど、生臭さの原因になるから、気になる人は金タワシを持参して剥がしてくださいね。
捌いたら氷の入ったクーラーボックスで持ち帰る
捌いて塩を振ったニジマスは、氷の入ったクーラーボックスに入れて持ち帰ります。
氷は釣り場か、帰りがけにコンビニで買うと良いでしょう。
お好みですが、魚を袋に入れてからクーラーボックスにしまえばクーラーボックスを汚さずに済みます。
また、氷を袋から出さずにクーラーに入れておけば、溶けたとしても、クーラーボックス内が水浸しになることがないので、これまた清潔感があります。
上記のような方法でも庫内は冷えると思うので良いと思いますが、個人的には全部の魚をキンキンに冷やしておきたいので、私は魚も氷も袋は使わずにクーラーボックスに入れています。
クーラーボックスのサイズ感ですが、20cm~30cmのニジマスを20尾持ち帰るなら、10L~15Lサイズのクーラーで氷も十分入ります。 釣った魚を新鮮なまま持ち帰るためにクーラーボックスが欲しい! クーラーボックスって、魚を入れるだけでなく、行きには食べ物や飲み物、釣り餌なども入れておけるので、仮に釣れなかったとしても結構使えるんです ... 続きを見る
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最後はニジマスを美味しく調理
釣り場で頑張って捌いたニジマスは、美味しく調理して頂きたいもの。
釣りから帰ってきて疲れ気味でも簡単で美味しいのが「ホイル焼き」です。
ホイルのおかげで身が蒸し焼きになり、ホックホクのフッワフワで最高です!
我が家ではニジマス釣りに行くと3日くらいニジマスホイル焼きが続きます(汗)
作り方は超簡単
ニジマスを水洗いして、軽く塩を振ったらホイルに包んで魚焼きグリルかフタ付きフライパンで10~15分ほど焼くだけ。
一緒にエノキやバターを包んで焼くのもおススメです。
他にも、シンプルに塩焼きでもいいですし、フライwithタルタルソースとかムニエルなども、とても美味しく頂けます。
やっぱり現地で下処理しているからこそ、川魚特有の生臭さもほとんどなくて、簡単に美味しく仕上がるんですね。
ニジマスの捌き方・持ち帰り方 まとめ
ニジマスを捌くのは、やってみると簡単なので、やったことがない人でもぜひトライしてください。
魚を3枚におろすよりはるかに簡単で、案外キレイにできます。
ぜひともナイフと塩、鱗を剥がす人は金タワシも忘れずに持って行ってください。