釣り方・知識

管理釣り場のニジマス釣りのコツ|エサ・ポイント・釣り方を解説!

管理釣り場のニジマス釣り

管理釣り場のニジマス釣りのコツ|エサ・ポイント・釣り方を解説

管理釣り場でニジマス釣りを楽しみたいけれど、なかなか釣れない……。

そんなときは、エサの付け方や魚のいる場所、仕掛けのタナ、ウキの見方などを少し見直すだけで、釣果が変わることがあります。

管理釣り場とは、池や渓流などにニジマスをはじめとしたトラウト類を放流し、ルアー・フライ・エサ釣りなどで魚釣りを楽しめる施設のことです。

管理釣り場には、池に魚が放流されているタイプや、川を利用した渓流型のタイプなどがあります。

本記事では、ニジマスの管理釣り場の中でも特に、川を大きな石などで区切り、その区画ごとにニジマスを放流してくれる渓流型の管理釣り場でのエサ釣りのコツをご紹介します。

池型の管理釣り場とは魚のいる場所や流れ、エサの流し方などが異なるため、渓流型の管理釣り場でニジマスを釣る際の参考にしてください。

それでは、管理釣り場でニジマスを釣るためのポイントを紹介していきます。

管理釣り場のニジマス釣りで知っておきたいこと

管理釣り場のニジマス釣りは、基本的にはエサを付けて仕掛けを流し、魚がいる場所にエサを届ける釣りです。

しかし、同じ管理釣り場でも、季節や時間帯、魚のいる場所、放流直後かどうかによって、釣れやすさが変わります。

特に渓流型の管理釣り場では、川の流れがあります。

そのため、池型の釣り堀のように魚がどこにいるかを目で探すだけでなく、流れの強さや水深、石の周辺などを見ながらエサを流すことが重要です。

 

ニジマスが釣れる時期や時間帯を知ろう

まずは、ニジマスが釣れやすい時期や時間帯を知っておきましょう。

管理釣り場では、定期的にニジマスが放流されるため、基本的には一年を通して釣りを楽しめます。

ただし、季節によって魚の活性や釣り人の釣りやすさは変わります。

ニジマス釣りのベストシーズンは?

ニジマス釣りの季節
ニジマス釣りは一年中楽しめますが、一般的には春と秋が釣りやすい時期です。

春や秋は水温が極端に高くなったり低くなったりしにくく、ニジマスも活動しやすい時期になります。

一方、夏場は水温が高くなりやすく、特に水温が15℃を超えるような状況では、ニジマスの活性が落ちることがあります。

冬は水温が低くなるため、ニジマスは釣れるものの、人間のほうが寒さ対策をしっかりする必要があります。

時期 釣りやすさの目安
1月 ○
2月 ○
3月 ◎
4月 ◎
5月 ◎
6月 ○
7月 △
8月 △
9月 ○
10月 ◎
11月 ◎
12月 ○

上の表はあくまで一般的な目安です。

実際の釣れやすさは、釣り場の水温や天候、川の流れ、魚の放流状況、釣り場のルールなどによって変わります。

ニジマスが釣れる時間帯を知っておく

ニジマスの釣りやすい時間帯

ニジマスは、朝夕の時間帯に活性が上がりやすい傾向があります。

特に朝の営業開始直後は、魚がまだ多く残っていることもあり、狙い目になる場合があります。

釣り場によって異なりますが、例えば朝の時間帯なら営業開始から9時頃まで、夕方なら16時頃から終了時間までが狙い目になることがあります。

ただし、曇りの日や冬場などは、日中でも十分に釣れる場合があります。

時間帯だけで判断するのではなく、周囲の釣れ具合や魚の動きも確認しましょう。

放流直後の時間帯は狙い目

管理釣り場では、営業中にニジマスを追加放流してくれる場合があります。

放流の時間は釣り場によって異なりますが、午前9時頃や午後1時頃など、決まった時間に放流する施設もあります。

放流直後は、魚がエサを探して活発に動くことがあるため、狙い目の時間帯です。

ただし、放流後すぐに必ず釣れるわけではありません。

魚が新しい環境に慣れるまでの時間や、魚が移動する場所は釣り場によって違います。

放流時間が分かる場合は、事前に確認しておくとよいでしょう。

放流直後は、周囲で釣れている人の仕掛けやエサ、魚が集まっている場所を観察するのも有効です。

 

エサの付け方・状態に気を配る

ニジマス釣り
ニジマスのエサ釣りでは、エサの種類だけでなく、エサの状態やハリへの付け方も重要です。

エサが大きすぎたり、ハリ先が隠れていたりすると、アタリがあってもハリ掛かりしにくくなることがあります。

ここでは、管理釣り場でよく使われるイクラとブドウ虫について紹介します。

イクラの使い方

ニジマス釣りでよく使われるエサがイクラです。

イクラはニジマスの食いがよく、初心者でも扱いやすいエサです。

ハリに付けるイクラの数は、基本的に2~3粒程度を目安にするとよいでしょう。

イクラを付けるときは、ハリ先を完全に隠してしまわないことが大切です。

イクラの赤い部分にハリを刺すと、ハリが抜けやすくなることがあります。

イクラの中心部分にハリを通し、ハリ先が適度に出るように付けるとよいでしょう。

また、次のようなイクラはエサとして使いにくくなります。

  • イクラがつぶれている
  • イクラの皮が白くなっている
  • イクラが柔らかくなりすぎている
  • ハリに付けたときにすぐ外れてしまう

釣り場では、イクラを直射日光に当てないようにし、できるだけ冷やした状態で持ち運ぶとよいでしょう。

ブドウ虫の使い方

イクラで反応が悪いときは、ブドウ虫を使ってみるのもおすすめです。

ブドウ虫は、イクラとは違った動きや匂いでニジマスにアピールできます。

ブドウ虫をハリに付けるときは、頭の少し下あたりからハリを刺し、体の中を通してハリ先を出します。

ハリ先をしっかり出しておくことで、アタリがあったときにハリ掛かりしやすくなります。

ただし、ブドウ虫は柔らかいため、強く投げたり流れが強かったりすると外れることがあります。

エサが外れていないか、定期的に確認しましょう。

 

ニジマスがいる場所にエサを流そう

ニジマスのいる場所
渓流型の管理釣り場では、川を大きな石などで区切り、その区画の中でニジマスを釣ります。

同じ区画の中でも、流れの強さや水深によって魚が集まりやすい場所が変わります。

どこにでも同じようにエサを流すのではなく、魚がいそうな場所を探してみましょう。

流れが緩やかな場所を狙う

川の流れが緩やかな場所(画像のAのエリア)には、放流されたばかりの魚や、流れに疲れた魚が集まることがあります。

特に、区画の端や石の下流側などは、流れが弱くなっていることがあります。

まずは、仕掛けを流しやすい緩やかな場所から探ってみるとよいでしょう。

流れが速い場所にも魚はいる

流れが速く、白泡が立っているような場所(画像のBのエリア)にもニジマスがいることがあります。

魚は流れてくるエサを待っていることがあり、流れの中に入ってくるエサを狙っています。

ただし、流れが速すぎる場所では、エサがすぐに流されてしまったり、仕掛けをコントロールしにくくなったりします。

最初は流れの緩やかな場所を狙い、慣れてきたら白泡の下や流れの境目も探ってみましょう。

石の周辺や流れの境目を狙う

渓流型の管理釣り場では、大きな石が魚の居場所になることがあります。

石の上流側は流れが当たりやすいですが、石の下流側には流れが緩む場所ができます。

また、流れの速い場所と緩やかな場所の境目にも魚がいることがあります。

仕掛けを流すときは、次のような場所を意識してみてください。

  • 大きな石の下流側
  • 流れの速い場所と緩い場所の境目
  • 白泡が消えるあたり
  • 区画の端の流れが緩い場所
  • 周囲で魚が釣れている場所

 

ニジマスがいるタナに合わせる

魚がいる場所を見つけても、エサが魚のいる水深まで届いていなければ、なかなか釣れません。

そのため、魚がいるタナに仕掛けを合わせることが重要です。

渓流型の管理釣り場では、ニジマスが中層から底付近にいることが多いですが、季節や時間帯、放流直後かどうかによって変わります。

最初は仕掛けを少し深めに設定し、反応がなければ浅くしたり、逆に深くしたりして探ってみましょう。

ウキ釣りの場合は、ウキ下を調整することでエサの水深を変えられます。

レンタル竿の場合は、あらかじめ仕掛けの深さが設定されていることもあります。

その場合は、周囲で釣れている人の仕掛けの深さを参考にするとよいでしょう。

 

ウキから目を離さないでしっかり合わせる

ニジマス釣りのウキ
ニジマスのエサ釣りでは、ウキの動きをしっかり見ることが大切です。

ニジマスがエサをくわえると、ウキがスッと沈んだり、横に動いたり、流れとは違う動きをしたりします。

アタリが出たら、タイミングを見て竿を軽く上げ、ハリを魚の口に掛けます。

ただし、ウキが少し動いただけですぐに大きく合わせると、魚がまだエサをくわえていない場合があります。

ウキが数センチ沈んだり、水中で見えにくくなったりしたときに、竿を軽く上げてみましょう。

強く合わせすぎると、細い仕掛けでは糸が切れたり、魚の口からハリが外れたりすることがあります。

ニジマスの引きを感じながら、竿を立ててゆっくりやり取りしましょう。

アタリとは?

アタリとは、魚がエサに触れたり、エサをくわえたりしたときに、仕掛けやウキに出る変化のことです。

ニジマス釣りでは、次のような変化がアタリになります。

  • ウキがスッと沈む
  • ウキが横に動く
  • ウキが流れとは違う方向へ動く
  • ウキが水中で見えなくなる
  • 仕掛けを流している途中で急に止まる

最初のうちは、ウキが少しでも不自然な動きをしたら、竿を軽く上げて確認してみるとよいでしょう。

何度か釣っているうちに、魚がエサをくわえたときの動きが分かるようになります。

 

【裏技】ミャク釣りならもっと釣果を伸ばせる

ウキ釣りで反応がないときは、ミャク釣りを試してみる方法もあります。

ミャク釣りは、ウキを使わず、竿先や糸の変化、手元に伝わる感触などでアタリを取る釣り方です。

ウキ釣りよりも仕掛けの変化が分かりやすく、エサを魚のいる場所へ細かく送り込めるというメリットがあります。

また、ウキ下を細かく調整しなくても、竿を上下させることでエサの位置を変えられます。

魚が底付近にいるときや、流れの中でエサを自然に流したいときに有効です。

ニジマス釣りの仕掛け

ただし、ミャク釣りはアタリを取る感覚が必要になるため、初心者の方はまずウキ釣りから始めるとよいでしょう。

レンタル竿では、ミャク釣りに向いていない仕掛けになっていることもあります。

ミャク釣りを試したい場合は、釣り場のルールを確認し、使用できる竿や仕掛けを準備してください。

ニジマス釣りの仕掛けについては、こちらの記事も参考にしてください。

ニジマス釣りの仕掛けを解説!初心者向けの仕掛けとエサの選び方
ニジマス釣りの仕掛け
ニジマス釣りの仕掛けを解説!初心者向けの仕掛けとエサの選び方

ニジマス釣りのエサ釣りで、初心者にも分かりやすく扱いやすいのがウキ釣り仕掛けです。 管理釣り場などでは仕掛け付きの貸し竿を利用できることも多いですが、針が外れたり、ハリスが切れたり、仕掛けが絡まったり ...

続きを見る

 

管理釣り場のニジマス釣りで釣れないときの対策

管理釣り場でニジマスが釣れないときは、次の項目を確認してみましょう。

エサを交換する

イクラで釣れないときは、ブドウ虫など別のエサに交換してみましょう。

同じエサを使い続けるよりも、エサを変えることで反応が出る場合があります。

エサの大きさを変える

エサが大きすぎる場合は、魚がくわえにくくなります。

反応があるのにハリ掛かりしないときは、エサを少し小さくしてみましょう。

仕掛けの深さを変える

魚がいるタナとエサの位置が合っていない可能性があります。

ウキ下を調整し、少しずつ深さを変えてみてください。

エサを流す場所を変える

同じ場所で釣れない場合は、石の周辺や流れの境目など、別の場所を探ってみましょう。

周囲の釣れている人を観察する

近くで釣れている人がいれば、エサの種類や仕掛けの深さ、エサを流している場所を参考にしてみましょう。

管理釣り場では、同じ区画の中でも釣れる場所に偏りが出ることがあります。

 

管理釣り場のニジマス釣りで注意したいこと

管理釣り場のニジマス釣り
管理釣り場では、施設ごとにルールが決められています。

エサの種類や使用できる仕掛け、釣った魚の持ち帰り方法などが異なるため、事前に確認しておきましょう。

  • 使用できるエサを確認する
  • ハリの種類や大きさを確認する
  • 釣り場の区画から出ない
  • 他の釣り人の仕掛けと絡まないようにする
  • 釣った魚を必要以上に地面へ置かない
  • 魚を持ち帰る場合は施設のルールに従う
  • 川の中や石の上で滑らないように注意する

特に渓流型の管理釣り場では、川の流れや濡れた石によって足元が滑りやすくなっています。

子供と一緒に釣りをする場合は、滑りにくい靴を履き、必要に応じてライフジャケットなども用意しましょう。

管理釣り場のニジマス釣りのコツまとめ

渓流型の管理釣り場でニジマスを釣るためには、次のポイントを意識するとよいでしょう。

  • 春と秋は比較的釣りやすい時期
  • 朝夕の時間帯は狙い目
  • 放流時間を事前に確認する
  • イクラやブドウ虫を使い分ける
  • エサの状態やハリへの付け方に注意する
  • 流れの緩やかな場所や石の周辺を探る
  • 魚のいるタナに仕掛けの深さを合わせる
  • ウキの不自然な動きを見逃さない
  • 反応がなければエサ・場所・深さを変える

管理釣り場のニジマス釣りは、魚がいる場所とエサを流す場所を合わせることが大切です。

最初はウキ釣りで魚の反応を確認し、慣れてきたらミャク釣りにも挑戦してみるとよいでしょう。

釣り場の状況を観察しながら、エサや仕掛けを調整して、ニジマス釣りを楽しんでください。

関連記事はこちら

-釣り方・知識