誰もが手軽に楽しめるハゼ釣り。
でも、ちゃんと釣れる時期を選ばないと、ハゼ釣りに行っても思うように釣果が伸びないこともあります。
ハゼ釣りで陸から子供でもバンバン釣れる時期っていつからいつまでなのでしょうか?
ハゼの生態を知れば釣れる時期が分かる
ハゼがどのように1年を過ごしているかを知ると、いつ釣れるのかが良く分かります。
ハゼは生まれてから卵を産んで死ぬまでが1年の魚です。
卵が春先に孵化し、6~7月頃になると5~7cm程度まで成長し、エサを盛んに食べるため、エサの多い浅場にやってきます。
夏の間、成長しながら浅場で過ごしていたハゼは、10月頃になると水温が下がってくるので、水温の安定した深場へ移動します。
川を上っていたハゼも、だんだんと海に下ります。
そして、年明けの2,3月ころに、再び浅場にやってきて、産卵行動に入り、寿命を終えます。
ハゼ釣りの時期はいつからいつまで?
したがって、2月から6月までは、ハゼは卵だったり、稚魚だったりする個体が多いので、あまり釣れませんね。
ですので、釣れる数や大きさは別として、ハゼを釣ることができる時期は、7月から12月くらいまでが一般的です。
ハゼ釣りのおすすめ時期は8,9月
ハゼ釣りシーズンは6月後半から12月くらいまで、半年くらいあります。
が、いつでも爆釣!という訳ではないんですね。
浅場で陸から、子供連れでも、初心者の方でも安定して釣りたいなら、8月から9月がおすすめ。
シーズン当初の7月も浅場で釣れるのですが、まだハゼが小さいんですね。
で、逆に10月以降は型は良いのですが、ハゼが徐々に深場に落ちていくので数は釣れなくなってきます。
ですので、数釣れて、大きさも8~10cmくらいに育ってきた8,9月が一番というわけ。
10月以降のハゼ釣りは?
10月ごろになると水温が下がり始めるので、川を遡上していたハゼも少しずつ河口へ下り始め、浅場でピチピチしていたハゼは、沖のほうへ下がっていきます。
でも、まだまだ釣れる時期ではありますよ。
大きさも12cmを超えるような天ぷらサイズになってきますので、引きも強くて面白いです。
釣りに行く場所は、ちょっと深くなって、河口付近や運河、漁港などが中心になってきます。
仕掛けを落とす場所も足元ではなく、リール竿で少し沖目に変えてみましょう。
12月を迎えると、ほぼシーズン終了。
陸から狙える釣り場はほとんどなくなってきて、ボートや船で狙う人が多くなってきます。
他の魚を狙った方がいいかもしれませんね。
ハゼ釣りの時期 まとめ
ハゼ釣りは比較的簡単なので、初心者の方でも、子供でもたくさん釣れて楽しいですね。
でも、釣りに行く時期や場所を間違えると「あれ?」となることも・・・。
釣れる時期に釣れる魚を狙うのがやっぱりおすすめ。
ハゼの生態を理解して、ハゼの数釣りを楽しみましょう!
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