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船釣りの船酔い対策は前日と当日が大事!最強の酔い止め薬もご紹介!

船釣りの船酔い対策

船釣りの釣り船はそれほど大きくないので、船酔いを心配する人も多いですよね。

「自分は船酔いしやすい」と分かっている人はもちろんですが、釣り船に乗ったことないから酔うかどうかわからないという人も、念のため船酔い対策はしておきましょう。

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船酔いすると楽しいはずの船釣りが最悪の1日に・・・

船釣りの前日からしっかり対策を始めて、当日は最強の酔い止め薬を飲んで乗船すれば、船に弱い方でも楽しく船釣りができますよ!

船酔いする原因は?

船酔いを予防するために、まずは船酔いする原因について知っておきましょう。

船酔いしてしまう原因は主に3つあります。

 

原因1:平衡感覚が狂うから(最大の原因)

体の平衡感覚は耳の奥にある三半規管で調整されていて、人間は、目で見た情報を頼りに体がどう揺れるかを予測して、転ばないようにバランスをとっています。

船やバスなどに乗ると、自分で予測出来ない揺れが続いたり、目から入る情報が普段と違うスピードで動いたりします。

すると、三半規管で感じている平衡感覚と、実際の体の動きがずれて、脳の中で空間認識が乱れてしまうのです。

それがストレスとなり、初めは頭痛や唾液がでてきて、さらにひどくなると自律神経が乱れて、吐き気や目眩などを引き起こすようになります。

車の運転手は酔わなくても助手席だと酔いやすいのと一緒です。

原因2:変なニオイを嗅いでしまう

船酔いしそうな状況で、嫌なニオイをかぐことで気分が悪くなることもあります。

普段だったら我慢できる、ガソリン、排気ガス、釣り餌のニオイでも、体調がすぐれない時に嗅ぐと、ニオイだけで気持ち悪くなってしまいます。

原因3:心理的な要因や疲労

「酔うかもしれない」という思い込みや、酔っている人、吐いている人を見た時に、具合が悪くなってしまうことも。

さらに、寝不足や疲労、風邪などの体調不良の状態で船に乗ると酔いやすくなります。

船酔いは対策すれば乗り切れる!

船酔いは、小中学生くらいが一番酔いやすく、大人になるにつれて、体が順応して大丈夫になってくるそうです。

私も、小学生の時まではほぼ揺れていない釣り船でも酔っていましたが、今は体調を整えておけば多少揺れていても大丈夫になりました。

なので「対策すれば大丈夫!」と思って、リラックスして行きましょう。

 

【乗船前日】の船酔い対策

  • 前日は激しい運動や長時間の残業は避ける

疲労がたまっていると、体調を整える自律神経の働きも鈍くなります。
そうすると、船の揺れに対する体の抵抗力も下がってしまうので船酔いしやすくなってしまいます。

  • しっかりと睡眠をとる(これ重要)

「当日に疲れを残さない」ための具体的な方法として、しっかり睡眠をとりましょう。
寝ている間に疲労が回復し、自律神経も整うので、船酔い抵抗力がアップします。

  • 前日の夜食は消化の悪いもの、脂っこいものなどは避ける。お酒もほどほどに。

脂っこいものや消化の悪いものは胃に負担をかけ、吐き気につながってしまいます。
また、過度のお酒は翌日の体調に影響しますよね。釣り当日の体調を万全にするために、前日の食事とお酒には配慮してください。

  • 波が穏やかになる日を選んで乗船する

当たり前の話ですが、風の弱い日のほうが船は揺れません。
天気予報の「海上の波の高さ」1m以下ならまず大丈夫。
海域によりますが、波予報が1.5m~2m以上なら念のため船宿に電話して、船が大きく揺れないか確認し、場合によってはキャンセルする勇気を。

 

【乗船日の朝】の船酔い対策

  • 乗船当日の直前の食事は消化の良いものを腹六~八分目。

前夜同様、当日の朝食は消化の良いもので軽めに食べておくと良いです。
船酔いが心配な人はビタミンゼリー?(10秒チャージのやつ)なんか良さそうですよね。
空腹も良くないですが、満腹なのも船酔いしやすくなりますので注意。

  • 酔い止め薬を飲んで、物理的にも精神的にも船酔い予防をする。

船酔いしやすい人は絶対に飲んでおくべき!薬の力で酔いにくくなりますから。
船酔いしてから飲んでもあまり効果がないと言われているので、パッケージに書いてある用法・用量を守って正しく飲むことが大切です。

  • 船に持ち込む食べ物も消化の良いものを

船上で摂る昼食も消化のよい物を。
揺れながら食べますから、お箸がなくてもサッと食べられるおにぎりやパンなどがおすすめ。

  • 船に持ち込む飲み物は、水か麦茶のペットボトルが無難。

柑橘系のジュースは胃酸の分泌を促して、船酔いしやすくなるので飲まないようにしましょう。
とにかく胃にやさしい水とか麦茶で。

  • 服装はゆったりめにして、ベルトや下着でお腹を締め付けないものを選ぶ。

これは理由は良く分かりませんが、お腹が締め付けられていると、余計に気持ち悪くなる気がします(経験則)。
個人差があるのかもしれませんが、お腹周りのベルトやゴムなどはきついよりはゆるいほうが楽です。

 

【乗船中】の船酔い対策

  • 船の真ん中か、真ん中少し後方あたりの釣り座を選ぶ。

釣り船の座席で上下方向の揺れが一番少ないのが【胴の間】といわれる、船の真ん中から真ん中少し後方あたりの釣り座です。
背中側に操舵室などがあって少し狭いのですが、船酔いするよりはマシ。
釣り座としてはあまり人気のない位置ですので、急いで船宿に行かなくても胴の間は座れる確率が高いですから、船酔いが心配な人は胴の間に直行。

  • 船の後方は排気ガスが回ってくることがあるので、後方の釣り座は選ばない。

釣り船の後方は、船前方の釣り座よりは揺れが少ないですが、排気ガスのニオイが回ってくることがあります。
ニオイでダメになっちゃう人も多いので、船後方の座席は避けたほうが無難です。

  • 手元ばかり見ないで遠くを見るようにする(重要)

エサ付け、仕掛けのセット、スマホを見るなど、船上で手元を見続けるケースは多々ありますが、この行為が船酔いにつながります。
手元を凝視している時は、目に映る情報では体は揺れてないはずなのに、船は常に揺れていますから耳の三半規管では揺れを感じています。
そのため、脳内で情報処理の勘違いが起きて、その結果自律神経が乱れて船酔いにつながってしまうのです。
仕掛けが絡まったときや、エサ付け時は心配であれば他の人にやってもらうのも一つの手です。

  • 「今日は天気も良いから酔わない!」と自己暗示をかける。あまり深刻にならず、リラックスして楽しく。

【病は気から】です。
酔うかも…と心配ばかりせず、釣りが始まったら船酔いのことは考えず、釣りに集中することも有効ですよ。

  • お酒は飲まない。アルコールのニオイのする人にも近づかない。

お酒に弱い人は、船上でのお酒は控えたり、アルコールのニオイのする人には近づかないほうが良いですよね。
ただでさえ船酔いしそうなのに、お酒で酔っていたら、相乗効果で一発アウトになりそうです。

  • 空腹、満腹を避ける。

船釣りに来て、船上で満腹になるまで食べる人はあまりいないと思いますが、胃の中をからっぽにするのもあまりよくないです。
おにぎりやパンなどを少しずつこまめに食べるのがポイントです。

ああ無情!それでも船酔いしたら・・・

船釣りで船酔いしたら
よほど波が高くなければ、上記の対策をしていれば、90%以上の方は大丈夫だと思います。

でも、それでも船酔いしてしまったらどうしましょう?

「今すぐ降ろしてくれー!」ってできませんから(汗)。

苦肉の対策で船酔いと戦いましょう。

ダメだと思ったら無理にでも吐いてしまう

船酔いの症状が出始めると、自分で「もう回復することないだろうな~」というのは分かると思います。

そうなったらヘタに我慢しないで、船尾の排気ガスのニオイをかぐなどしてサッサと海に向かって吐いてしまいましょう。
出来れば中途半端に止めないで、全部出してしまいます。

トイレで吐くのは詰まりの原因になるので、船頭さんに確認してからにしてください。

周りの視線は気にしないでください。みんな「大丈夫か~?」という気持ちで温かく見守ってくれていますから。

吐き終わったら水などで口をゆすいで、その後、水分補給をして終わり。

これが最強です。私も船酔いしたらコレをやります。

追加で酔い止め薬を飲む

酔い止め薬は、症状が出てからでも多少効きます。

吐いた後が良いですが、吐くつもりがないなら吐く前でも良いです。
(薬を飲んだ後に吐いちゃうと、薬も一緒に体外に出てしまうため。)

気分が悪くなったら追加で飲みましょう。
(酔い止め薬は医薬品ですので、追加服用する場合は4時間以上の間隔をあけてください。)

船室や船外の広い所で横になる

船酔いすると、釣りどころではなくなっている可能性があります。

そういう場合は、目をつぶって時が過ぎるのを待ちます。

座っているより、横になっていたほうが幾分楽だと思います。

私の場合は船室で横になっていても大丈夫なのですが、人によっては、外の景色が見えたほうがいいとか、船室のこもったニオイがダメな場合もあるので、気分の良い場所を探して、体を暖かくして寝てしまいましょう。

 

船釣り最強の酔い止め薬【アネロンニスキャップ】がおすすめ!

船酔いにアネロン
「船酔い防止リストバンド」とか「ガムやアメをなめる」とか、いろいろ船酔い対策はありますが、結局一番効果があるのは船酔い止め薬アネロン「ニスキャップ」を飲んでおくこと。
ほかにも市販の酔い止め薬はありますが、おすすめはこれ一択と言ってもいいくらい。

船酔い対策
自律神経や平衡感覚に作用して酔いにくくする成分はもちろんですが、アネロンニスキャップ独自の特徴として、胃に直接働きかける成分で吐き気も抑えることができるという点です。

釣り人界隈の口コミでは、アネロンニスキャップ最強説が流れているのです!?
船に弱い私の釣り友も「これさえ飲めばオレ酔わないから、船釣り全然OK!行くよ!」と言うほどなので、その実力は折り紙付き。

飲み方は簡単!乗船直前の1時間~30分前に1カプセル飲むだけ。(食前食後とかの、食事との兼ね合いの制限はありません。)

朝飲めば夕方まで効果が持続する持続性です。
実際に飲んでみると、眠くはならないのですが、風邪薬を飲んだ時のような、体がだるーくなるような感じになります。
ですので、薬の効果が切れていないようなら、帰りの車の運転は控えてくださいね。

 

アネロンニスキャップは、15歳未満の子供には成分が強すぎますので、お子さんと一緒に行かれる場合は、7~14才の方が服用できるアネロン「キャップ」を飲ませましょう。


こちらも飲み方は一緒で、乗船30分前までに1カプセル飲むだけです。

 

最近では飲みやすい液体タイプも増えてきました。
錠剤タイプのニスキャップよりも酔い止め成分が少ないですが、錠剤が飲めないお子さんにはこちらのほうがいいですね。

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船酔いの原因と対策 まとめ

船酔い予防で楽しい釣りを
船酔いって本当につらくて、せっかくのレジャーが台無しになってしまいますよね。

船酔いが心配な人は、できる対策はしっかりとしておきましょう。

個人的な経験から言えば、

・前日しっかり寝て、当日の体調を整えておく。
・朝ごはんは消化の良いものを食べる。
・酔い止め薬を飲む。
・波の高い日は酔うので中止にする。

このことが特に重要じゃないかと思っています。

本記事を参考に、是非楽しい船釣りを!

 

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