リール

中古リールの選び方!買うときの7つのチェックポイント

中古リール

新品に比べて手頃な価格で購入できる中古リール。

でも、値段が安いからと言って飛びついて購入すると、あとあと重大な欠陥が見つかって後悔することになりかねませんよね。

中古リールを購入する際にはどういった点に注意して買えばよいのか?中古リールの選び方を解説します。

中古リール購入の際のチェック項目

中古リール購入で失敗しないためには、リールの最重要機能である「投げる」「巻く」がしっかりできるものを選ぶこと。

年式や人気モデルも大切ですが、それ以上に「投げる」「巻く」といったリール本来の機能性に注目しましょう。
機能に支障があるものほど、値段も安くなっていると思われます。

では、「投げる」「巻く」機能を見るには、具体的にどこをどうチェックすればよいのでしょうか?
中古リール選びでチェックすべきポイントを7つの項目に分けて、詳しく解説します。

1. 巻き心地に違和感がないか確認

外観が綺麗でも、内部のベアリングが劣化していたり、グリスが切れている場合、巻いたときに「ゴリゴリ」や「シャリシャリ」とした違和感があります。

実際にハンドルを回して、スムーズに動くか確認しましょう。

なお、軽度の違和感であれば、ベアリング交換やオイル・グリスの再注入で改善することもあります。
メンテナンスに自信がある方は、掘り出し物を安く手に入れるチャンスでもあります。

2. ハンドルのガタつき・歪みをチェック

酷使されてハンドルが曲がっていたり、もしくは歪んでいるものもあります。

また、ハンドルを引っ張ったり押したりして、あまりにもガクガクと動くようでしたら、ギヤが摩耗している可能性があります。(少し動く分には問題なし)

キズだけならまだしも、歪みやガタツキは巻き心地だけでなく、リールの基本性能に支障をきたしますので、避けたほうが無難です。

3. ベールの動きがスムーズか

スピニングリールのベール
ベールを起こしたり返したりを繰り返して、スムーズに(新品のように)開閉動作がスムーズに「カチッ」と行えるか、必ず確認しましょう。

途中の動作がモッサリするようなものや、バネの力だけで戻りきらない・起ききらないものは避けたほうが無難です。

4. スプールエッジのキズを確認

スピニングリールでは、スプールエッジにキズがないか?目視だけでなく、指で撫でて確認しましょう。

指で触って分かるようなキズがあると、キャスト時にラインがそのキズに当たってラインブレイクの原因となりますので、そのリールは避けたほうが無難です。

ベイトリールでは、サイドプレートを開けてスプールを取り出して、キズの有無やスプール軸の歪みの有無も確認しましょう。

5. ドラグ機能の効き具合をチェック

ドラグノブ
ドラグはリールの使用歴が長いほど消耗していき、効きが悪くなる部分なので、必ず確認すべきパーツです。

スピニングリールではドラグがしっかりと効き、ドラグノブを少しずつ緩めて、緩めた分だけドラグが緩んでいくかをチェック。

最後にドラグノブをしっかり締めて、スプールがガッチリ固定できるかをチェックしておきましょう。

ベイトリールではドラグはもちろんのこと、メカニカルブレーキや遠心、マグネットブレーキがきちんと設定できるのかも確認しましょう。

6. 外観のキズ・使用感

外観のキズや汚れは実際に釣りをする際には問題とはなりませんが、やはり所有感というか、満足感に影響してきますよね。

やたらキズが多ければ、前所有者の扱い方が雑だった可能性もありますので、外観はきれいであることに越したことはないでしょう。

リールのボディに大きな打痕や塗装の剥がれがある場合は、内部パーツにも負荷がかかっている可能性がありますので、できるだけ綺麗なものを選ぶ方が安心です。

7. 奥の手~ダイワかシマノのリールを選ぶ

実際にリールを手に取ってみても、上記のようなチェックポイントを判断できる自信がない場合は、製品の信頼性の高いメーカーである「ダイワ」か「シマノ」のリールを選びましょう。

釣具の2大メーカーで、製品の耐久性・パーツ供給ともに優秀で、万が一の不具合にも対応しやすいです。
基本的に「壊れにくい」「ハズレが少ない」です。

新品のリールを買う時もそうなんですが、とりあえずダイワかシマノなら安心です。

 

中古リールをメルカリで買うのはおすすめしない

中古リールを買うときのチェックポイントを挙げてきましたが、どれも現物を手にしないとチェックが難しいですよね。

リールはやはり機械モノで巻きモノ。

外観のキズなら機能的には問題ありませんが、巻く時・投げる時の不具合があったら致命傷です。

それゆえ、メルカリやヤフオクのような「個人通販タイプ」だと、リールの状態は売主様の情報のみを頼りに判断しないといけませんので、多少不安が残ります。

状態と価格のバランスが取れているのか?少しでも不安を感じるなら、実店舗や信頼できる中古釣具店のオンラインショップを利用しましょう。

中古リールを通販で買うなら釣具店のオンラインショップで

釣具に詳しい専門家による査定(+メンテナンス)がされているオンラインショップなら、商品の状態が正しく表示されているので安心です。

■中古釣具タックルベリー
 通販サイト「@ベリーネット」

 

■釣具のイシグロ
 中古釣具通販サイト「Tackle Off」

 

■中古釣具販売店スプールエッジ
 通販サイト「エッジネット」

 

中古リールを上手く活用しよう

中古リール
中古リールは、選び方さえ間違えなければ、新品にはないコスパの良さが魅力です。
できれば現物を触って選んだほうが安心ですし、納得して買い物ができると思います。

ただし、中古リールの価格が思ったほど安くない場合もあるので、新品価格と比べて2,000円とか3,000円程度の差しかないなら、新品リールをおすすめします。

逆に、ほとんど使用感のない美品を格安で見つけた場合は、まさに掘り出し物!
ぜひ今回紹介したチェックポイントを活かして、満足のいく1台を手に入れてください。

 

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