リール

中古リールの選び方!買うときのチェック項目まとめ

中古リール

新品に比べて手頃な価格で購入できる中古リール。

でも、値段が安いからと言って飛びついて購入すると、あとあと重大な欠陥が見つかって後悔することになりかねませんよね。

中古リールを購入する際にはどういった点に注意して買えばよいのか?中古リールの選び方を解説します。

中古リール購入の際のチェック項目

中古リール購入で失敗しないためには、リールの最重要機能である「投げる」「巻く」がしっかりできるものを選ぶこと。

年式や人気の有無のほか、「投げる」「巻く」機能に支障があるものほど、値段も安くなっていると思われます。

では、「投げる」「巻く」機能を見るには、具体的にどこをどうチェックすればよいのでしょうか?

リールの巻き心地

集中して釣りを続けるには巻き心地が重要。

中古リールには、見た目は綺麗でも内部のベアリング等が劣化していたり、オイルが不足していたりして巻き心地が悪いものも含まれています。

実物のハンドルをグルグル回して、「ゴリゴリ」とか「シャリシャリ」といった違和感がないか?確かめましょう。

モノによっては、ベアリングの交換とグリスアップで巻き心地が回復することもあるので、自分でメンテナンスができるのであれば、格安で良いリールが手に入る可能性もありますね。

ハンドルの歪み、ガタツキ

酷使されてハンドルが曲がっていたり、もしくは歪んでいるものもあります。

また、ハンドルを引っ張ったり押したりして、あまりにもガクガクと動くようでしたら、ギヤが摩耗している可能性があります。(少し動く分には問題なし)

キズだけならまだしも、歪みやガタツキは巻き心地だけでなく、リールの基本性能にも支障をきたします。

ベールの動作がスムーズか

スピニングリールのベール
ベールを起こしたり返したりを繰り返して、スムーズに(新品のように)スパンスパン動くかどうかチェックしてください。

途中の動作がモッサリするようなものや、バネの力だけで戻りきらない・起ききらないものは避けたほうが無難です。

スプールエッジのキズ

スピニングリールでは、スプールエッジにキズがないか?目視だけでなく、指で撫でて確認しましょう。

指で触って分かるようなキズがあると、キャスト時にラインがそのキズに当たってラインブレイクの原因となりますので、そのリールは避けたほうが無難です。

ベイトリールでは、サイドプレートを開けてスプールを取り出して、キズの有無やスプール軸の歪みの有無も確認しましょう。

ドラグの状態

ドラグノブ
ドラグはリールの使用歴が長いほど消耗していき、効きが悪くなる部分なので、必ず確認すべきパーツです。

スピニングリールではドラグがしっかりと効き、ドラグノブを少しずつ緩めて、緩めた分だけドラグが緩んでいくかをチェック。

最後にドラグノブをしっかり締めて、スプールがガッチリ固定できるかをチェックしておきましょう。

ベイトリールではドラグはもちろんのこと、メカニカルブレーキや遠心、マグネットブレーキがきちんと設定できるのかも確認しましょう。

外観のキズや汚れ

外観のキズや汚れは実際に釣りをする際には問題とはなりませんが、やはり所有感というか、満足感に影響してきますよね。

やたらキズが多ければ、前所有者の扱い方が雑だった可能性もありますので、外観はきれいであることに越したことはないでしょう。

奥の手~ダイワかシマノのリールを選ぶ

実際にリールを手に取ってみても、上記のようなチェックポイントを判断できる自信がない場合は、製品の信頼性の高いメーカーである「ダイワ」か「シマノ」のリールを選びましょう。

釣具の2大メーカーなので、基本的に「壊れにくい」「ハズレが少ない」です。

新品のリールを買う時もそうなんですが、とりあえずダイワかシマノなら安心です。

 

中古リールをメルカリで買うのはおすすめしない

中古リールを買うときのチェックポイントを挙げてきましたが、どれも現物を手にしないとチェックが難しいですよね。

リールはやはり機械モノで巻きモノ。

外観のキズなら機能的には問題ありませんが、巻く時・投げる時の不具合があったら致命傷です。

それゆえ、メルカリやヤフオクのような「個人通販タイプ」だと、リールの状態は売主様の情報のみを頼りに判断しないといけませんので、多少不安が残ります。

状態と価格のバランスが取れているのか?こちらで判断が難しいと思った場合は、利用しないほうが無難です。

中古リールを通販で買うなら釣具店のオンラインショップで

釣具に詳しい専門家による査定(+メンテナンス)がされているオンラインショップなら、商品の状態が正しく表示されているので安心です。

■中古釣具タックルベリー
 通販サイト「@ベリーネット」

 

■釣具のイシグロ
 中古釣具通販サイト「Tackle Off」

 

■中古釣具販売店スプールエッジ
 通販サイト「エッジネット」

 

中古リールを上手く活用しよう

中古リール
中古リールは、できれば現物を触って選んだほうが安心ですし、納得して買い物ができると思います。

ただ、中古リール相場がそれほどお得感がないように思いますので、新品価格と比べて2,000円とか3,000円程度の差しかないなら、新品リールをおすすめします。

たま~に、程度の良い掘り出し物があったりするので、そういうのが狙い目ですよ!

 

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