FGノットを素早く確実に組むのって案外難しいですよね。
でも、【ノットアシスト2.0】を使うようにしたら、驚くほど簡単に確実なFGノットができるようになりました。
実際に使ってみると、サクッと確実に仕上げるにはちょっとしたコツが必要でした。
慣れていない人にとっては意外とそれが落とし穴になって「うまくいかない・・・」なんてことになりかねない。
その辺り、使い方のコツも含めてノットアシスト2.0のすばらしさをインプレします。
ノットアシスト2.0ってどんな商品?
ノットアシスト2.0は、スイッチ式でパチパチッと止める波型ラインフックでラインを固定し、両腕のようなアームの間でFGノットを簡単、確実、スピーディに結束できる器具です。
基本、FGノットしかできませんが、用途が狭いぶん、FGノットを組むんだったら超絶便利な器具なんです。
PEライン | 0.3~6号 |
リーダー | 3lb~70lb |
サイズ | 58x149x39mm(使用時) 105x57x39mm(収納時) |
重 量 | カーボンブラック50g ミリタリーカラーズ68g |
使用できるラインの許容範囲が決まっていますが、許容範囲内とはいえ、リーダー6lb以下くらい細くなってくるとちょっとやりにくくなってきます。
(できないことはないのでご安心を)
取扱説明書もついてる
肝心なのは「どうやって使うのか?」「本当に簡単なのか?」ですよね。
4ステップほどの簡単な手順なんですが、慣れるまでは複雑に感じてしまうかもしれません。
商品には紙の取扱説明書(組み方の手順)がついているので、最初はそれをじっくり読みながら練習しましょう。
ノットアシスト2.0の取扱説明書全体を下のリンクで見れるようにしておきますので、どんな感じなのか読んでみたい人は利用してくださいね。
結び方の動画
ノットアシスト2.0で初めて結ぶとき、やはり紙ベースの説明だけでは「?」ってなるかもしれません。
そこでメーカーの第一精工では動画の説明も用意しています。
結び方が分からない時は、紙と動画両方を見ながらやると理解が進みますよ。
ノットアシスト2.0を使うべき人
私はルアーシーバスをやる時は、PEラインとリーダーはFGノットで結束するのですが、現地で結ぶのが苦手です。
風が強かったり、夜だったり、船の上だったり、悪条件下でもしっかり強度のあるノットを組む自信がないのです。
どうしてるかというと、リーダー結束済みの予備リールを持っており、リールごとチェンジするという手軽さでしのいでいるのです(汗)。
手先が器用な人ならノットアシスト2.0は必要ないと思います。
でも、以下のような人ならノットアシスト2.0が心強い味方になってくれると思いますよ!
ノットアシスト2.0が役に立つ人
- FGノットを組んだのに、手でグッと引っ張ったらすっぽ抜けてしまう人
- キャストを繰り返していたら、結び目ですっぽ抜けてルアーが飛んでいってしまった人
- ファイト中や根掛かり外しの時に、結び目でラインブレイクしたことがある人
- FGノットを組みたいが、不器用でなかなかうまくいかない人
- FGノットはできるけど、必要な強度が保てているのか不安な人
- 現場でリーダー交換をサクッと済ませたい人
実際に使ってみて感じたこと
実際にノットアシスト2.0を使ってみると、予想以上に簡単にキレイに確実に組めるようになったのには驚きです。
最初の1,2回は要領が分からなかったので失敗しましたが、慣れてしまえば失敗もしません。
今までFGノットを自力で組んだことがある人なら多分簡単にマスターできるでしょう。
でも、FGノットに慣れていない人だと、ノットをキレイに組むキモが分からないから、練習が必要だと思います。
ノットアシスト2.0の使い方のコツ
そこで、ノットアシスト2.0でFGノットを確実に仕上げるために、取扱説明書では十分に説明されていない、使い方のちょっとしたコツをまとめておきますね。
最初の編み込み時、親指と中指で交差部分を押さえる
手順1.で編み込む際、PEとリーダーが交差している部分を左手の親指と中指でしっかりと押さえながら編み込むことが大切です。
特に最初の4,5回分は編み込みが馴染んでいないので、指で押さえていないとリーダーがフワッと浮いてきてキレイに収まりません。
最初の編み込み時、しっかり締め込み、編み目がキレイに入っていることを確認する
同じく手順1.の最初の編み込み時ですが、編み込み1回ごとに右手方向にリーダーを引っ張って、編み目がキレイに入っているかを確認してください。
写真の丸印の部分のように、編み目が細く一定の太さになっていればOK。
一部が出っ張っていたり、グニャグニャしていたら失敗ですのでやり直しましょう。
右手でキュッと引っ張っている間は、左手の親指・中指を交差部分から離しても大丈夫ですので、親指を外して編み目をチェックしてみてください。
最後のハーフヒッチの時、しっかり締め込む
最後の手順4.のハーフヒッチですが、ここでも編み込み1回ごとに右手方向にリーダーを引っ張って、編み目がキレイに入っているかを確認してください。
写真のように、編み目が細く一定の太さになっていればOK。
PEとリーダーの2本を巻き込んで編んでいるので、少し太くなってしまうのはOKですよ。
ノットアシスト2.0 インプレ まとめ
あれほど面倒で億劫だったPEとリーダーの結束が、ノットアシスト2.0のおかげで楽勝になりました。
手先が器用な人ならこんな器具を使わなくてもいいんでしょうけど、私にとっては救世主。
久々に「なんでもっと早く使わなかったんだ?」と思わせられる商品でした。
「ノッター」と言われる、PEとリーダーの結束補助器具は他にも数種類ありますが、FGノットを組むならノットアシスト2.0が価格的にも機能的にもイチバンだと思いますよ。