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氷点下保冷剤が凍らない・固まらないのはなぜ?原因はこれだ!

保冷剤が凍らない原因

最近よく見かけるようになった「-○○℃」と書かれた氷点下保冷剤。

普通の保冷剤よりも強力に冷やせるので、釣りやキャンプ、アウトドアなどで使っている人も多いですよね。

ところが、いざ冷凍庫に入れてみると、

  • 何日経っても固まらない
  • 一部分しか凍らない
  • いつまで経ってもゼリー状のまま

ということがあります。

「壊れたのかな?」と思って捨ててしまう前に、ちょっと待ってください。

氷点下保冷剤は、一般的な保冷剤よりも凍結に必要な条件が厳しい場合があります。

この記事では、氷点下保冷剤が凍らない・固まらない原因と、できるだけ確実に凍らせるための方法を詳しく解説します。

特に「冷凍庫に入れているのに、なぜ凍らないの?」という人は、まず冷凍庫の温度を確認してみてください。

氷点下保冷剤が凍らない・固まらないのはなぜ?

氷点下保冷剤が凍らない一番の理由は、保冷剤を十分に凍結させられる温度まで冷凍庫が下がっていないことです。

ここで少しややこしいのが、保冷剤に書かれている「-○℃」という数字です。

例えば「-16℃」と表示された保冷剤だからといって、「冷凍庫が-16℃なら簡単に凍る」という意味ではありません。

「-16℃まで冷やせる保冷能力」と「凍結するために必要な冷凍庫の温度」は別の話だからです。

実際、ロゴスの「氷点下パック」では、凍結条件として冷凍庫内が-20℃以下になることが案内されています。

つまり、家庭用冷凍庫に入れておけば必ず短時間でカチカチになる、というわけではありません。

では、具体的にどんな原因が考えられるのでしょうか?

 

氷点下保冷剤が凍らない5つの原因

氷点下保冷剤が凍らないときは、主に次のような原因が考えられます。

  • 冷凍庫の温度が十分に低くない
  • 温度の高い冷凍室に入れている
  • 保冷剤を重ねたり、他の食品と接触させている
  • 冷凍庫内の冷気がうまく循環していない
  • 保冷剤そのものが劣化している

順番に確認していきましょう。

【原因1】冷凍庫の温度が高い

冷凍庫

まず確認してほしいのが、冷凍庫の温度です。

氷点下保冷剤は、一般的な0℃タイプの保冷剤よりも低い温度まで冷却するため、凍結にも低い温度が必要になる製品があります。

例えばロゴスの氷点下パックは、公式に冷凍庫内が-20℃以下になることが凍結条件として案内されています。

そのため、冷凍庫の温度が十分に下がっていないと、何日入れていても完全に凍結しないことがあります。

「とりあえず冷凍庫に入れておけばOK」と考えず、まずは保冷剤のパッケージや取扱説明書に書かれている凍結条件を確認してください。

ココがポイント!

保冷剤に書かれた「-16℃」「-11℃」などの数字だけを見て判断しないこと。
凍結に必要な冷凍庫の温度は製品によって異なるので、メーカー指定の条件を確認しましょう。

【原因2】温度の高い冷凍室に入れている

冷凍庫

家庭用の5ドア・6ドアなどの大型冷蔵庫には、食品の保存用として温度が設定された、下段の大きい冷凍室のほか、上段に急速冷凍など別用途の小さい冷凍室が用意されていることがあります。

実は、すべての冷凍スペースが同じ温度ではなく、多くの機種で、上の冷凍室のほうは温度が高いんです(-12℃)。

そのため、「冷凍庫だからどこに入れても同じ」と考えるのは危険です。

特に氷点下保冷剤を凍らせる場合は、その冷凍室がどの程度の温度になるのかを確認してください。

冷蔵庫内に上のような、冷凍室の部屋ごとの性能を示すマークがついているのでよく確認し、もしツースター(-12℃)の冷凍室に入れていたら「凍らない」のは当たり前ですから、下段のスリースターまたはフォースターの冷凍室で再度試して下さい。

【原因3】保冷剤を重ねたり、他の食品と接触させている

意外と見落としやすいのが、保冷剤の置き方です。

「冷凍庫にスペースがないから、保冷剤を何枚か重ねて入れておこう」というのは、凍結させるときには避けたほうがよい場合があります。

ロゴスも氷点下パックについて、凍結時には保冷剤同士を重ねたり、他の食品などと接触させないよう案内しています。

保冷剤を重ねると、接触している部分が冷えにくくなります。

できるだけ保冷剤同士を離して、周囲の冷気が当たるように置きましょう。

【原因4】冷凍庫内の冷気がうまく循環していない

冷凍庫の中がパンパンになっている場合も注意が必要です。

食品を詰め込みすぎると、冷気がうまく循環しにくくなり、場所によって温度差が生じることがあります。

氷点下保冷剤を凍らせるときは、できるだけ周囲にスペースを確保し、冷気が当たりやすい状態にしておきましょう。

特に夏場は、冷蔵庫・冷凍庫の使用環境によって庫内温度が上がりやすくなるため注意が必要です。ロゴスも夏場は冷凍庫自体の冷却能力が低下し、氷点下パックが凍結しない場合があると案内しています。

【原因5】保冷剤が劣化している

ここまで確認しても凍らない場合は、保冷剤そのものの状態も確認してみましょう。

保冷剤は半永久的に新品と同じ性能を維持できるとは限りません。

長期間使用しているものや、外袋が傷んでいるものは、状態を確認してください。

また、保冷剤の種類によっては、内容物の性質や状態によって凍結状態が変わる場合があります。

なお、ロゴスの氷点下パックについては、天然素材を使用しているため製造時期によって内容物の粘性が異なることがありますが、公式には凍結能力には影響しないとされています。

「昔は凍っていたのに、最近は明らかに様子がおかしい」という場合は、製品の取扱説明書やメーカーのFAQも確認してみましょう。

 

氷点下保冷剤を凍らせる正しい方法

ここまでの内容を踏まえて、氷点下保冷剤を凍らせるときのポイントをまとめてみます。

  1. 保冷剤の取扱説明書を確認する
  2. 冷凍庫の温度設定を確認する
  3. できるだけ低温になる冷凍室を使用する
  4. 保冷剤同士を重ねない
  5. 食品などと密着させない
  6. 冷気が循環するように周囲にスペースを作る
  7. 指定された時間より長めに凍結させる

特に重要なのは、「何時間冷凍したか」だけではなく、「どの温度で冷凍したか」です。

例えば、メーカーが-20℃以下を凍結条件としている製品なら、冷凍庫がその条件に達していなければ、単純に冷凍時間を延ばすだけでは解決しない可能性があります。

「24時間入れたのに凍らない」場合は?

氷点下保冷剤には「○時間で凍結」という目安が書かれていることがあります。

しかし、この時間は指定された条件で凍結させた場合の目安と考えたほうがよいでしょう。

冷凍庫の温度や庫内の状態、保冷剤のサイズなどによって、実際の凍結時間は変わります。

そのため、24時間経っても完全に固まっていないからといって、すぐに故障と判断する必要はありません。

まずは、

  • 冷凍庫の温度
  • 保冷剤を置いている場所
  • 他の食品との接触
  • 保冷剤同士を重ねていないか
  • メーカー指定の凍結条件

を確認してみてください。

 

氷点下保冷剤は「完全にカチカチ」にならないこともある?

ここも、初めて氷点下保冷剤を使う人が戸惑いやすいポイントです。

保冷剤は製品によって内容物や凍結状態が異なります。

そのため、一般的な水を使った氷のように「完全にカチカチになる」ことだけを基準にしないほうがよいでしょう。

例えばロゴスの氷点下パックは、凍結前は透明感がありますが、凍結すると白っぽく変化するため、見た目でも凍結状態を確認しやすい仕様になっています。

使っている保冷剤に凍結状態の目安が記載されている場合は、そちらを基準にしてください。

それでも氷点下保冷剤が凍らないときは?

冷凍庫の温度も確認した、置き方も問題ない、それでも凍らない。

そんな場合は、次の順番で確認してみましょう。

氷点下保冷剤が凍らないときのチェック項目

  • ① 保冷剤のメーカー・製品名を確認
  • ② 取扱説明書で凍結条件を確認
  • ③ 冷凍庫の温度設定を確認
  • ④ 指定された冷凍室に入れる
  • ⑤ 保冷剤を単独で置く
  • ⑥ 指定時間以上しっかり凍らせる
  • ⑦ それでもダメなら保冷剤の状態を確認

特に、メーカーによって凍結条件は異なります。

「氷点下保冷剤だから全部-20℃で凍らせればいい」と決めつけず、使用している製品の説明書を確認するのが確実です。

 

実際に氷点下保冷剤を凍らせてみた

保冷剤

私が実際に氷点下保冷剤を凍らせたときは、フォースター(-18℃)の冷凍室に入れましたが、何か環境が整っていなかったのか、完全に凍るまで丸二日、約48時間かかりました。

「説明書に24時間と書いてあるのに、48時間経っても凍らない!」という場合でも、まずは冷凍庫の温度や置き方を確認してみてください。

特に氷点下保冷剤は、普通の保冷剤よりも凍結条件が厳しい製品があります。

時間だけを見て「おかしい」と判断するのではなく、温度・置き方・冷凍庫の状態を確認することが大切です。

 

氷点下保冷剤が凍らない・固まらない原因まとめ

氷点下保冷剤が凍らないときは、いきなり「保冷剤が壊れた」と考える必要はありません。

まず確認したいのは、次の5点です。

  • 冷凍庫の温度が十分に低いか
  • 適切な冷凍室に入れているか
  • 保冷剤を重ねていないか
  • 他の食品などと接触させていないか
  • メーカー指定の凍結時間・条件を守っているか

特に重要なのが、「-○℃」という保冷性能の数字と、凍結に必要な冷凍庫の温度は別物ということです。

例えばロゴスの氷点下パックでは、冷凍庫内が-20℃以下になることが凍結条件として案内されています。

そのため、家庭用冷凍庫で凍りにくい場合は、まず冷凍庫の温度設定と製品の凍結条件を確認してみましょう。

また、保冷剤を重ねたり、他の食品と密着させたりせず、冷気が当たりやすい状態で凍らせることも大切です。

「凍らないからもうダメだ」と諦める前に、今回紹介した原因を一つずつチェックしてみてください。

正しい条件でしっかり凍らせれば、氷点下保冷剤の強力な冷却性能を十分に活かせますよ。

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