釣り用のクーラーボックスが欲しいけど、他の釣り道具を揃えないといけないから、そんなに高いものは選べないですよね。
真夏にはそんなに釣りに行かないなら、保冷剤・氷をしっかり入れればクーラーボックスは安いもので十分だと思いますよ!
安いクーラー=レジャー向け商品が多いので、中には釣りに向かないものもありますので、安くたって釣りに十分使えるおすすめクーラーボックスを厳選しました。
釣り用クーラーボックスの価格相場~どれくらいだと「安い」の?
クーラーボックスの価格帯は、1,000円台のものから3万・4万円するものまであります。
価格の差は、ひとことで言えば保冷力の差です。
中に使われている断熱材の違いで、保冷力に違いが出てきます。
ザックリ、
(低)発泡スチロール=7,000~8,000円以下
(中)発泡ウレタン=1~2万円台
(高)真空パネル=3万円台~
となり、
保冷力が高い断熱材を使ったクーラーほどお値段も高くなります。
安いクーラーボックスを探すなら、発泡スチロール断熱材の、高くても8,000円以下のタイプから選ぶことになります。
最初の一台に選びたいサイズ・容量の選び方
次に気になるのがクーラーボックスの大きさ。
持ち運び性が悪くなるので、大きければイイってもんじゃないですよね。
普段よく行く釣りで、釣れる魚の大きさ・量を基準にサイズを決めていきましょう。
堤防・砂浜からの陸釣りがメインなら、12~15Lがおすすめ。
船釣りで使う予定なら25L前後がおすすめです。
魚以外にも保冷剤、飲み物、エサなどが入ってくると思うので、大きさ選びに迷ったら「少し大きめ」を選んだほうが、使い勝手は良くなると思いますよ。
対象魚に合わせてジャストサイズのクーラーを持って行けるし、場合によっては両方持って行き、片方を保冷剤、食材・飲み物専用にしちゃうのもアリ。
なお、「ソフトクーラー」と言われる、グニャグニャする柔らかい素材のクーラーバッグは保冷力、水漏れや耐久性の面で釣りには向きませんので、釣りにはおすすめしません。
安い釣り用のクーラーボックスおすすめ5選
アマゾンなどで見てみると、低価格帯のクーラーボックスがたくさんありますが、アウトドアレジャー用に作られているものも多いですよね。
そこで、私から見ても、これなら釣り用に買ってもいいなと思える、安いコスパクーラーボックスを厳選してご紹介します。
伸和 ホリデーランドクーラー
断熱材の厚みがフタ3cm、本体側面2cmと厚く、高い保冷力を実現。
日本製なので、特に壊れやすいバックルや蝶番部分も丁寧に作られています。
サイズラインナップが7L、11L、17L、22L、27L、33L、48L、76L、と豊富で、欲しいサイズをジャストサイズでチョイスできるのも魅力ですよね。
持ち運びのしやすさに関しては、全品番で持ち運び用ハンドルグリップがついていて、7~33Lモデルにはさらに肩ベルトも付いています。
これだけ保冷力や装備がしっかりしているのに、価格は控え目。
低価格帯のクーラーボックスの中ではコスパは1番だと思います。
キャプテンスタッグ クーラーボックス シエロ
12Lサイズでも2,000円を切るお値段(Amazon調べ)!
断熱材が薄めなので、高い保冷力は期待できませんが、半日しか釣りしないとか、とにかく安いものを探しているならこちら。
タカミヤ クーラーボックス SmileShip
本体側面の断熱材の厚みが2cmで十分な保冷力を確保。
ハンドルで持ち運ぶタイプですが、肩ベルトも付いています。
フタを取り外すことができるので、洗う時に便利。
サイズが9Lと17Lから選べます。
ダイワ クーラーボックス クールラインα2
釣具メーカーダイワのスタンダードモデルがこちら。
当然、釣りで使うことを想定して作られていますので、保冷力や耐久性の面では心配なし。
オプションパーツでゴム脚、ロッドホルダー、プルーフケースなどが用意されていいて、釣りのスタイルに合わせて使いやすくカスタマイズできるようにもなっています。
発泡スチロールモデルは、肩ベルトも別売りになっています。
サイズが10L、15L、20L、25Lから選べます。
クールラインα2は同シリーズ内で3種類の断熱材の違うモデルが用意されています。
【型番の頭文字】
S=発泡スチロール
GU=発泡ウレタン
SU=真空パネル
発泡スチロールモデルは「S」が先頭についていますので、購入する際は型番をよく確認してくださいね。
シマノ クーラーボックス ホリデークール
こちらはもう一方の釣具メーカーシマノのスタンダードモデル。
性能等はダイワと同じくらいと思ってよいですが、ダイワほどオプションパーツは豊富ではありません。
肩ベルトは別売りになっています。
サイズは6L、20L、26Lから選べます。
おすすめの安い釣り用クーラーボックス まとめ
頻繁にクーラーボックスを使う人、真夏の日中にもよく釣りに行く人は、安いクーラーはあまりおすすめしません。
結局保冷力が物足りなく感じると思いますので、ちょっと無理してでも良いクーラーを手に入れておきましょう。
でも、とりあえず最初の1台を買ってみたいとか、真夏の日中の釣りは氷を補充するつもりであれば、安いモデルでも、ちゃんと選べば大丈夫!十分釣りに使えますよ!