いつの間にか保冷剤も進歩していて、昔よりも温度が低く、かつ、長時間保冷できるものがどんどん出てきていますね。
だから、長年使っていたウチの保冷剤もそろそろ買い替えようと思っています。
色々調べた結果、ロゴスの氷点下保冷剤がいいな~と思っていたんですが、もっと安くて釣りにちょうどいい保冷剤がありました!
それはイノアックの【保冷剤 500g -11℃タイプ】という、業務用のタイプですが、アマゾンでも手軽に入手できるものです。
早速使ってみたところ、十分な保冷力を発揮してくれました。
朝から釣りして、昼には保冷剤が溶けていて悩んでる人はぜひ参考にして下さい!
釣りに使う保冷剤はハードタイプがおすすめ
ひとくちに保冷剤と言っても、ビニールに入ったグニャグニャする「ソフトタイプ」と、硬いプラスチックケースに保冷剤を封入した「ハードタイプ」がありますよね。
「ソフトタイプ」は、小さいものが多いので、クーラボックスの隙間を埋めたい時などには便利なタイプです。
また、短時間で凍るので便利なんですが、反面、溶けるのも早く、保冷持続時間が短いという特徴があります。
釣りの場合は、ソフトタイプだと、魚のとがったヒレなどで穴が開いてしまいますし、長時間の保冷能力を考えると、やはりハードタイプに軍配が上がります。
もしこれから釣り用に保冷剤を買おうと思っているなら、迷わずハードタイプを選ぶべし!
ハードタイプで人気なのはロゴスの保冷剤
最近の保冷剤の主流である「氷点下タイプ」で、釣り用途に限らず人気があるのが、ロゴスというメーカーから発売している保冷剤。
ロゴスの氷点下保冷剤は【GT-16℃】と【倍速凍結】の2種類があって、それぞれ違った特徴を持ち合わせています。
GT-16℃ | 倍速凍結 | |
凍結時間 | 約36~48時間 | 約18~24時間 |
氷点下維持時間 | 約6時間 | 約7時間 |
表面温度 (使用開始4時間まで) | 約-15℃ | 約-12℃ |
定価(Mサイズ) | 968円 | 1,078円 |
釣りには倍速凍結とGT-16℃どちらが良いの?
GT-16℃は倍速凍結より低い温度帯での保冷が可能なので、冷凍食品やアイスクリームなど超低温の物を保冷する場合には氷点下パックGT-16℃のほうが適しています。
でも、釣りにはそこまで低温である必要はなく、それよりも氷点下の持続時間が長いほうが助かりますよね。
また、倍速凍結は、凍らせる時間が短くなっていて便利。
釣り用途では「倍速凍結」が向いていると言えます。
注意!ロゴスの氷点下パックが凍らない冷凍庫がある?
ロゴスに限らず、氷点下タイプの保冷剤は従来のタイプよりもおおむね「凍りにくい」です。
ロゴスでは、冷凍庫内温度が-20℃で、重ねないで(単体で)凍らせてほしい、とのこと。
一般的な家庭用冷凍庫は-18℃前後なので、-20℃はちょっとキツイですよね。
24時間で凍る!という倍速凍結でも、実際は48時間くらい掛るかもしれませんし、冷凍庫によっては凍らないかもしれません。
凍りにくい時は、温度設定を最強にしてみてくださいね。 最近よく見かけるようになった「-○○℃」と書かれた氷点下保冷剤。 従来型のベーシックな0℃保冷剤とは内容物の性質が異なるため、家庭用の冷凍庫では凍らない・固まらないことがあるようです。 「固まらない! ... 続きを見る
初めて氷点下保冷剤を使う人は、まずは1つ買ってみて、ご自宅の冷凍庫で凍るかどうかを試してみたほうが良いかもしれません。
氷点下保冷剤が凍らない・固まらないのはなぜ?原因はこれだ!
釣りの保冷剤 何個入れればいい?
欲しい保冷剤は分かってきた。
じゃあ、クーラーボックスに保冷剤は何個必要なの?
釣り用途でクーラーボックスに保冷剤を入れるとき、何個入れるのが適切か?は、季節やクーラーボックスの性能や置き場所、保冷剤の性能、中に何を入れるかなど、状況によって全然変わってきます。
量を一概に言えないのが正直なところですが、でも、ザックリの目安はあります!
クーラーのリットル数×100g弱の保冷剤
10Lクーラーなら800~1,000g です。
これを基準に試してみて、足りるか足りないか?をご自身の釣行スタイル(釣りしている時間や場所)に合わせて調整していくと良いでしょう。
私は保冷剤の量をあまり気にしたことはありませんが、改めて過去の経験を振り返ってみると、上記の基準で十分冷たさを維持できると思いますよ。
ロゴスよりもおすすめの釣り用保冷剤見つけた!
ロゴスの倍速氷点下は、短時間で凍結し、持続時間もアップしているので、とてもいい商品だと思ったのですが、Amazonを物色していたら、釣りにピッタリの商品を見つけちゃいました。
それは【イノアック 保冷剤 500g -11℃タイプ】
魚を凍らせたいわけじゃないのでロゴスのような-16℃でなくとも、-11℃の性能で十分。
※マイナス何度の保冷剤であろうと、水は0℃以下には冷やせないですから(笑)
何といってもロゴス倍速氷点下の半分以下の価格だから、大型クーラー用にたくさん買ってもへっちゃら。
某保冷剤比較のサイトでも14商品中3位の好成績(保冷力・持続時間・再凍結時間の比較)。
これだ!ということであっさりロゴスをやめて即購入しました。
保冷力は必要十分だが凍るのに時間がかかる
温度計で測ったりはしてませんが、実際に日帰りの釣りで使ってみると必要十分な保冷力があったので満足。
唯一の欠点としては、事前に凍らせる際、完全凍結に時間がかかったこと。
ウチの冷凍庫では丸二日かかりました・・・。
-11℃だからといって、-12℃くらいで凍るわけではなく、メーカー曰く、-21℃の冷凍庫で、24時間で凍るとのこと。
でも、凍らないわけじゃないし、釣りに行く数日前から冷凍庫に入れておけばいいだけだから、良しとしましょう。
私が使う保冷剤はこれでOK!
これで溶けやすい保冷剤とはおさらば!
キンキンに冷えた状態で魚を持ち帰れるようになりましたよ。