エギング

エギングで風が強い時はどうする?風の影響と対処法を紹介!

風が強い

エギングに出かけたら「風が強くて全然エギが操作できない…」と悩んだことはありませんか?
エギングは軽いエギとPEラインを使うため、風の影響を大きく受けやすい釣りです。
糸ふけが増えたり、アクションが伝わりにくかったりと、風が強いだけで一気に難易度が上がります。
しかし実は、風の強い日は釣り人が減る分、ライバルが少なく意外とチャンスでもあるんです。

風の特性を理解して正しい対処をすれば、しっかり釣果を伸ばすことも可能。
この記事では、エギングで風が強い時に起きる問題と、その対策を6つのポイントに分けてわかりやすく解説します。
せっかくの釣行を無駄にしないためにも、風の日のエギングを攻略して、どんな状況でも安定してイカを狙えるエギンガーを目指しましょう!

エギングは風速5m前後あると釣りにくくなる

エギングはPEラインと10~25g前後のエギを用いて釣るため、風が強い場合、うまくコントロールできず諦めてしまう釣り人が多いのです。
特にPEラインは釣りのラインに使われる他の素材と比べて比重が軽く、水に浮くため、風に流されやすいです。
また、エギもミノーやメタルジグなどのハードルアーと比べると軽めなので潮に流されやすく、風が強い日は底を取りにくくなります。

多くの釣り人がエギングしにくいなと感じる風速は5m前後といわれています。
その日の風の状況を見てエギングに出かけるか決める人も多いです。
しかし、せっかくの休みの日にエギングに行こうとして風が強いということもよくあります。
その場合は風の強い日はエギングをしている人が少ないとポジティブに捉えましょう。
風の強い日のエギングを攻略していればイカの釣果をより上げることが期待できます。

 

風がエギングにもたらす悪影響

風が強いときにエギングをするとどのようなトラブルが起きるのでしょうか。
ここではその影響を3つ解説します。

1.糸ふけが起きる

一番気にしないといけないのが糸ふけです。
PEラインは風に流されやすく、糸ふけが起きやすいです。
通常、エギングはキャスティングした後、糸ふけを取ってエギが着底したのを確認してからアクションをかけていきます。
しかし、風が強いと着底するまでの間にPEラインが風に流されてしまい糸ふけが発生し、着底の感覚が取れなかったり、エギのアクションの感覚を掴みにくくなってしまいます。
また、イカのアタリを感じることができず、釣果が落ちてしまうこともあります。

2.エギのアクションが伝わりにくい

風が強いときは潮の流れも速くなっています。
糸ふけと潮の流れに伴ってエギが水中でどのように動いているか把握しにくく、イカにちゃんとアピールできているのかがわかりません。
慣れている人はいつも通りアクションさせれば良いですが、初心者の場合は知らない間に表層でエギをシャクっていたということもあります。

3.フォール時にエギが流されやすい

エギは最もよく使われる3号で15g、秋口によく使用される2.5号で10gとなっており、潮の流れがある場所でエギングをする際、流されてしまうことが多いです。
特にフォール時にエギが流されてしまうと不自然な動きをしてしまい、イカに違和感を与え釣果が出ないということがあります。

 

風があるときの対処法6つ

風があるときのエギングはコントロールが難しいことを解説しました。
ここからは対処法を6つ紹介します。
是非諦めずに色々試してみましょう!

1.風の影響が少ないポイントを探す

まず一番最初にやってほしいのが、風の影響が少ないポイントを探すことです。
エギングは風のない環境でやるのが一番良いです。
内湾になっているポイントなどを探して風の少ない場所を見つけましょう。
また、風向きも重要で、向かい風や横風よりは、追い風になる場所がおすすめです。
どこにいっても風が強い場合は追い風になる場所で釣りましょう。

2.重めのエギを使う

風の強い場所で軽めのエギを使うと流されてしまいますので、1サイズ上のエギや、同じ号数でも重めのエギを使ってみましょう。
アクションは悪くなりますが、エギに専用のオモリを付けて釣るのも良いでしょう。

手持ちのエギに簡単装着!ダイワ 仮面シンカー2

created by Rinker
ダイワ(DAIWA)
¥1,212 (2025/12/11 14:18:17時点 Amazon調べ-詳細)

エギのヘッド部分に装着するだけで重さを追加できるエギ専用のシンカーです。

1gから20gまで揃っているため状況に応じて使い分けることができます。

3.長めのロッドを使う

糸ふけを極力なくすため、風の強い場所でのエギングは長めのロッドを使いましょう。
ロッドの穂先が水面ギリギリまで伸びる長さがおすすめです。
釣り場も足場が高い場所ではなく、ロッドの長さに合わせた場所を選ぶのもポイントです。

4.大きくゆっくりアクションをかける

風が強いときは水中でのアクションが捉えにくくなります。
通常エギングは強く早く2~3回しゃくりますが、風が強い時はできる限り大きく、ゆっくり動かしましょう。
そうすることでエギの動きをしっかりと捉えることができます。

5.フォール時に糸ふけを取る

エギをしゃくった後のフォール時は基本ロッドを数秒休ませるのですが、風の強い時はフォール時に余分な糸を巻くのがおすすめです。
糸を巻かないとすぐに糸ふけが出てしまいます。
ロッドの穂先を水面ギリギリまで近づけて余分な糸を巻きながら着底するのを待ちましょう。

6.ナイロンやフロロをメインラインにする

通常はPEラインをメインに、ショックリーダーとしてナイロンやフロロカーボンを使いますが、風の強い時は水に沈む比重のナイロンとフロロカーボンをメインラインに使うという方法もあります。
PEラインと比べて糸ふけが発生しにくいためエギの扱いやすさとアタリの感じやすさが向上します。
PEラインの扱いに慣れていない方には特におすすめです。

 

風が強くてもエギングは楽しめる!

今回は風がエギングにもたらす影響と、風が強い時にエギングをやる場合の対処法6つを紹介しました。
まずは風が少ないポイントを探してみて、ない場合は追い風になる場所を選びながら、長めのロッドで水面ギリギリに穂先をつけて釣りましょう。
エギが扱いにくい場合は専用のオモリを付けながらゆっくり大きくアクションをかけ、フォール時に糸ふけを取るのがポイントです。
PEラインが扱いにくい場合は、思い切ってナイロンやフロロカーボンをメインラインに使いましょう。
風が強い時でも工夫すればエギングを楽しむことができます。
対処法を覚えてもっと釣りを楽しみましょう!

関連記事はこちら

-エギング