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タックルボックスとバッカンの違いは?釣りスタイルに合わせて選ぼう!

タックルボックス

釣り道具の収納や持ち運びに欠かせない「タックルボックス」と「バッカン」。
見た目や機能が似ていて、どちらを選べばいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。
実はこの2つ、用途や特徴に大きな違いがあります。
本記事では、それぞれの違いやメリット・デメリットをわかりやすく解説し、あなたの釣りスタイルに最適な選び方を紹介します。
釣行をもっと快適にするための収納選び、ぜひ参考にしてください。

タックルボックスとバッカンの違いとは?

タックルボックスの基本と特徴

タックルボックスは、主にプラスチック製のハードケースで作られており、ルアーや仕掛け、小物類を種類ごとに分類して収納できる構造が大きな特徴です。
耐久性に優れ、落下や衝撃にも強いため、長く使えるのが魅力。
また、頑丈な作りゆえに、釣り場では椅子代わりとしても使えるモデルが多く存在します。
中には仕切り板やトレーが付属しており、ルアーチェンジの際にも素早くアクセスできるため、特にルアー釣りやオフショアでの本格的な釣行において非常に重宝されます。
収納の効率性と保護力を重視するアングラーには理想的な選択肢です。

バッカンの基本と特徴

バッカン
バッカンは、EVA素材やPVCなどを使用したソフトなコンテナ型収納ケースで、軽量かつ柔軟性のある作りが特徴です。
防水性に非常に優れており、雨天時や濡れた地面に直接置いても中の道具をしっかり守ることができます。
また、水汲みバケツや魚の一時保管容器としても活用できるなど、マルチな使い方ができるのも魅力の一つ。
内側は広々としており、仕切りがないぶん道具をざっくりと収納できるので、短時間の釣行やエサ釣り、ファミリーフィッシングにも最適です。
持ち運びが楽なため、軽快に動きたい釣り人にも好まれています。

タックルボックスとバッカンの比較

タックルボックス バッカン
素材 ハード(プラ) ソフト(EVA)
重さ やや重い 軽量
整理 細かく可能 ザックリ収納
防水性
耐久性 高い 中程度

選び方のポイント

細かく整理して使いたい方には、仕切りが多くてアイテムの分類がしやすいタックルボックスがおすすめです。
特にルアーや小物をジャンル別に管理したい場合、視認性と取り出しやすさの面で非常に優れています。
一方で、できるだけ軽量にまとめたい方や、釣行時に水場を頻繁に利用する方には、防水性と持ち運びやすさに優れるバッカンが向いています。
ソフトな素材のため、収納の自由度も高く、限られたスペースを有効活用しやすいのも魅力です。
収納量の多寡や使用頻度、移動距離の長さ、また釣り場の環境など、さまざまな要素を考慮して、自分に合ったタイプを選ぶことが重要です。

 

釣りスタイル別の最適選択

初心者におすすめの選び方

初心者には、扱いやすく汎用性の高いバッカンがおすすめです。
ソフト素材で軽量なうえに、持ち運びやすく、水洗いも簡単なため、手入れの手間が少なくて済みます。
また、収納の自由度が高く、小物や仕掛け、エサなどをまとめて入れられるので、さまざまな釣りスタイルに対応しやすいのが魅力です。

ルアー釣りならタックルボックス

ルアーの種類ごとに分けて収納できるタックルボックスは、ルアー釣りに非常に便利です。
ハードタイプで衝撃にも強く、ルアーの整理整頓がしやすいため、必要なルアーをすぐに取り出せます。
素早いルアーチェンジが可能になり、状況に応じた柔軟な対応ができるため、効率的かつ成果の上がる釣りを実現できます。

ショアフィッシングとオフショアフィッシングの違い

陸釣り(ショア)では携帯性や移動のしやすさが求められるため、軽量で持ち運びしやすいバッカンが有利です。
一方、船釣り(オフショア)では波による揺れがあるため、しっかりと安定感があり、頑丈なタックルボックスが非常に便利で重宝されます。

フィッシングバッグの活用方法

タックルボックスやバッカンに収まりきらない大きめのアイテムや、頻繁に出し入れする道具類は、ショルダータイプやウエストポーチ型のフィッシングバッグに収納することで、すばやくアクセスでき、釣行中の機動力や作業効率が大幅に向上します。
また、複数のバッグを使い分けることで、整理整頓もしやすくなります。

 

商品のタイプと機能性

ハードタイプ vs ソフトタイプのメリット

ハードタイプは耐久性が高く、釣り道具をしっかり保護してくれる点が魅力です。
内部の仕切りやトレーでパーツの整理整頓もしやすく、特に本格的なルアーフィッシングに向いています。
一方ソフトタイプは軽量で防水性に優れ、収納の柔軟性も高いため、手軽に使いたい釣行や徒歩移動の多い場所での使用に適しています。

容量別のおすすめモデル

小型(10~20L):軽量で手軽な釣り向け

中型(25~35L):汎用性が高く多用途に対応

大型(40L~):遠征や本格的な釣行向け

付属品やオプション機能の重要性

ロッドホルダー、ショルダーベルト、インナートレー、キャリーハンドル、背面ポケットなどの多彩な機能が備わっていると、釣り場での利便性が格段にアップします。
これらの機能は持ち運びの快適さだけでなく、収納物の整理や取り出しのスピードにも大きく貢献します。

 

人気のタックルボックスとバッカン

メイホウのタックルボックス

メイホウのバケットマウスやVSシリーズは、サイズバリエーションが豊富で収納力も抜群です。
整理整頓のしやすさに定評があり、細かなパーツを効率的に管理できるため、特にプロのアングラーから高い評価を受けています。
多機能性と使い勝手の良さが大きな魅力です。

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DAIWAのタックルボックス

ダイワは堅牢な設計と実用性が大きな魅力です。
特にTBシリーズは豊富な仕切りが備わっており、自由にカスタマイズできる点で多くのアングラーから高く支持されています。
耐久性が非常に高く、長時間の釣行や過酷な環境でも安心して使用できるのが特徴です。

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SHIMANOのバッカン

シマノのタックルバッカンEVシリーズは軽量で防水性に優れているため、釣り場での使いやすさを徹底的に追求しています。
耐久性と携帯性を兼ね備え、さらにスタイリッシュなデザインも人気の理由です。
使い勝手の良さから幅広い層の釣り人に支持されています。

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タックルボックスとバッカンを使った収納術

釣り具の整理整頓テクニック

仕切りやケースを活用して、ルアーや仕掛けをジャンルごとに細かく分類すると、釣り場での作業効率が格段に向上し、必要なアイテムを素早く見つけて取り出すことが可能になります。
整理整頓がしっかりできていると、釣り中の動作がスムーズになり、時間のロスを減らせるため、釣果アップにもつながります。

移動時の快適さを考えた収納方法

重さを均等に分散させるような収納配置を心がけることが重要です。
また、ショルダーベルトやキャリーハンドルを活用することで、持ち運びの負担を軽減できます。
特に長距離移動や階段の昇降がある場合は、体への負担を考えた工夫が釣りの快適さを大きく左右します。
さらに、防水素材や耐久性の高いケースを選ぶと、悪天候や衝撃から道具を守り安心して移動できます。

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