メバリング 釣り方・知識

東京湾の陸っぱりメバル|時期・釣り方・ポイント・タックルを徹底解説!

メバル

東京湾の冬~春といえば、ライトゲームの大本命「メバル」。
都市近郊でアクセスが良く、仕事帰りでも釣れる手軽さから、多くのアングラーに愛されているターゲットです。
本記事では、東京湾で陸っぱりメバルを釣るための完全データベースとして、釣れる時期、最盛期の特徴、おすすめポイント、釣り方(エサ・ルアー)、タックル構成、潮・天気・時間帯の考え方、さらには釣果アップの裏ワザまで網羅的に解説します。
初心者はもちろん、中級者以上の方でも「知らなかった情報」が得られる構成にしています。
東京湾の陸っぱりメバルを完全攻略したい方は、ぜひ最後までご覧ください。

【まず知るべき】メバルはどんな魚?生態を知れば釣果が伸びる

メバルはカサゴ科の夜行性魚で、15~25cmがアベレージ。
普段は岸壁やテトラ、ストラクチャーに潜んでいますが、夜になると浮き、表層~中層の小魚や甲殻類を捕食します。
この“夜に浮く”性質を利用したのが、メバリング(ルアー)やウキ釣りです。

メバルは群れで回遊する習性が強く、1匹釣れたら連発しやすいのが特徴。
また、潮が動く時間帯や光量の変化に敏感で、環境要因に応じて居場所が大きく変わります。
そのため、釣果を安定させるには、メバルの「生活リズム」を理解することが重要です。


【表で比較】エサ釣り vs ルアー釣り(メバリング)|どちらが釣れる?

項目 エサ釣り(電気ウキ・胴突き) ルアー釣り(メバリング)
難易度 簡単・初心者向け 中級者向け(操作が必要)
必要道具 ウキ仕掛け+アオイソメ ライトゲームロッド+ジグヘッド+ワーム
釣果の安定性 非常に安定 日によるが爆発力は高い
探れる範囲 比較的狭い 広範囲をランガン可能
魅力 アタリがわかりやすい・簡単 ゲーム性が高く楽しい

 

陸っぱりのメバル釣り方|エサ釣りとルアー釣りを徹底解説

● エサ釣り(電気ウキ)

最も釣果が安定し、初心者でも簡単に釣れるのが電気ウキ釣り。
ウキ下は50cm~1.5mほどが基本。
アオイソメを自然に漂わせて、常夜灯周りの明暗を流すと反応が出やすいです。

● エサ釣り(胴突き仕掛け)

潮が速い日や風が強い日に強いのが胴突き仕掛け。
テトラ帯のキワ、岸壁沿い、船道など、障害物をタイトに攻めると大型の実績があります。

● ルアー釣り(メバリング)

ジグヘッドは0.8~2gを使用。
ワームは1.5~2インチが定番。
特に東京湾では「ただ巻き」が圧倒的に強く、スローにリールを回すだけで釣れます。
常夜灯の明暗部や壁際を狙い、レンジをキープすることが最大のカギです。

 

東京湾でメバルが釣れる時期|月別の特徴を徹底分析

東京湾の陸っぱりメバルシーズンは12月~5月
なかでも最盛期は1~3月です。

● 月別のメバルの釣れ方

特徴 狙うべきポイント
12月 個体が岸に寄り始める。
大型混じり。
港内の奥まった場所・常夜灯下
1月 最盛期に突入。
夜の表層で連発。
明暗・護岸の継ぎ目・足元
2月 サイズ・数ともに安定。
群れが濃い。
明暗の境目・運河エリア
3月 「春告魚」の本領。
最も釣りやすい。
光が届く浅場全般
4月 数釣りのピーク。
レンジは中層中心。
テトラ帯・港湾の出入り口
5月 徐々に活性ダウン。
ただし朝夕はチャンス。
藻場・シャロー帯

 

東京湾でメバルが釣れる主な陸っぱりポイント

メバル

● 横浜・本牧エリア

常夜灯が多く、水深も適度に深いため冬の実績が非常に高い。
岸壁の足元をただ巻きするだけで釣れる日も多く、初心者にもおすすめ。

● 川崎エリア(運河帯)

橋脚、ストラクチャー、護岸の継ぎ目が豊富で、明暗の境目にメバルが大量に付きやすい。
潮の動き出しに爆発しやすい場所。

● お台場・豊洲・有明エリア

足場が良く安全。
冬は港湾の奥の方に魚が溜まりやすい。
常夜灯の明暗部にワームを通すだけで釣れる日も多い「天国ポイント」。

● 木更津・富津(千葉側)

テトラ帯が広く、ストラクチャーが豊富で魚影が濃い。
サイズも良く、25cmオーバーも狙える。
エサ釣りとの相性も抜群。

 

釣果アップのための戦略|時間帯・潮・天気の攻め方

● 時間帯

  • 夕まずめ(16~18時)…活性が上がり表層で食いが立つ
  • 19~21時…最も釣れるゴールデンタイム
  • 深夜…人が少なく、スレてない個体が残りやすい

● 潮

メバルはゆるい潮流を好むため、釣りやすいのは「小潮~中潮」。
大潮は流れが速すぎて、初心者は釣りにくい日もあります。

● 天気

  • 風速3m以下…最適
  • 曇り…光量が安定し、メバルが出やすい
  • 雨後…プランクトン増加で爆釣の可能性

 

東京湾メバリングのタックル構成(完全版)

● ロッド

6.0~7.6ftのライトゲームロッド(ソリッドティップ推奨)

● リール

1000~2000番。
軽いほど操作しやすい。

● ライン

  • PE:0.2~0.4号
  • リーダー:フロロ1~2号(1m前後)

● ジグヘッド

0.8g~1.5gが中心。
風が強い日は2gも可。

● ワーム

  • クリア系…常夜灯下
  • グロー系…暗い場所
  • 黒系…シルエットが強い

 

初心者でも釣れる実践テクニック

  • 巻くスピードは「ギリギリ泳ぐくらい」で超スロー
  • 常夜灯の明暗を斜めに引くとヒットしやすい
  • 釣れなくなったら「1g → 0.6g → 0.4g」と軽くする
  • 1匹釣れたら絶対に同じコースを通す
  • 足元は最後に必ずチェック(特に冬)

 

よくある質問(FAQ)

● Q. メバルは昼間でも釣れますか?

釣れますが、夜のほうが圧倒的に簡単です。

● Q. ワームの色は何色がよい?

クリア → グロー → 黒の順で試すのが基本ローテ。

● Q. テトラ帯は危険ですか?

夜は特に危険なので、無理に乗らないこと。テトラに乗る時は必ずスパイク付きの靴を履き、ライフジャケットを着用すること。

 

まとめ|東京湾の陸っぱりメバルは【時期】【明暗】【スロー】の3つを意識すれば釣れる

東京湾の陸っぱりメバルは、12~5月がメインシーズン。
とくに1~3月は最も釣りやすい最盛期です。
常夜灯周りの明暗部を中心に、スローなただ巻きで攻めれば、初心者でも釣果を出しやすいのが魅力。
ポイントを回るランガンも効果的です。
本記事で紹介した時期・ポイント・釣り方・タックルをぜひ参考に、東京湾のメバル釣りを思う存分楽しんでください。

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